生きていた姿をみた鶏をすぐ食べる、という体験です。
千葉県の住宅街で育った私には、なかなかできないことなのです。
私が今、滞在しているところから少し歩くと中華街。そのエリアに養鶏場というのでしょうか、鶏を育てて、その場でさばいて販売するお店があります。 ある日何を食べようかという話になり、「新鮮な鶏を鶏屋さんで買って焼き鳥にしよう!」っと決まると、すぐに買出しにでかけました。
そのお店は滞在場所のすぐ近く。見逃してしまいそうなぽっかり口を開けたような入り口。入ってみると鶏とあひるが檻の中でワーワー騒いでいました。鶏一羽をお願い、と言うとそのお店の女性が鶏のいる檻に手を突っ込んで、鶏の足をつかみ引きずり出す。慣れたものだ。そして逆さ吊りにしてはかりにかける。20分後にはできあがるよ、と言うのでその間ぷらぷらお散歩に。
お店に戻ると、毛をきれいにとられた薄ピンク色のさっきの鶏を渡された。まだ温かい。 値段はたった13ドルでした。
友人が感動するほど上手く鶏をさばき、手際よく焼き鳥の準備をしてくれました。 鳥刺もつくってくれました!外で火をおこし、焼いてくれましたがもう、本当においしかった! その日のちょっと前に焼き鳥専門店に行きましたが、それよりずっと、ずっと美味しかったです。 友人の腕はもちろんのこと、やはり鶏も新鮮だったからでしょう。 生きていた瞬間を見たことで、いつもにもまして食べ物への感謝の気持ちが生まれました。 以前のブログで取り上げた、映画「いのちの食べかた」に受けた衝撃をまた思い出しました。
骨などは鶏がらスープにし、その日食べ切れなかった焼き鳥は次の日は焼き鳥丼になりました。なんて無駄がなく、また贅沢なんでしょうっ!
そんなことをつづったあとで、私はこれからミンチになった豚肉でロールキャベツを作ります。

次の日の焼き鳥丼、味噌汁つき。
「いのちの食べかた」















